N高等学校(以下、N高)の大学合格実績は、学校の公式サイトで2018年から2026年まで公表されています。公表されているのはN高・S高等学校(以下、S高)・R高等学校(以下、R高)の3校を合算した「N高グループ」の数値です。学校別の内訳は、当サイトが確認した範囲では公表されていません。 数字は多くの区分で伸びています。
ただし、伸びの中身を分解すると見え方が変わります。主要私立大学の合格件数は、2024年の2,001名から2025年の3,598名へ1,597名増えました。ところが同じ年のZEN大学の合格は1,674名で、増加分そのものを上回ります。 ZEN大学は2025年4月に開学したオンライン大学です。設置者はN高グループとは別法人にあたり、学校自身は「関連校」と説明しています(詳細は後述)。当サイトが2025年の集計(4月30日時点)でZEN大学を除いて計算すると、2025年は前年から77名減ります。
この記事では、公表されている数字をそのまま示したうえで、何が言えて何が言えないかを整理します。合格実績は延べ件数であり、生徒・卒業生の自己申告に基づく集計であることも、学校自身が明記しています。
学校の概要や進路決定率はN高等学校とは何かをまとめた記事で扱っています。否定的な評判の検証はN高が「やめとけ」と言われる理由をデータで検証した記事をご覧ください。
本記事は第三者メディアによる解説です。記載はすべて2026年8月時点のもので、実績は毎年更新されます。最新の数値は必ず公式サイトで確認してください。
N高グループの大学合格実績(2024〜2026年)
N高グループが公表している大学合格実績は、年ごとのタブに分かれています。各タブが「前年→当年」の2年ペアになっていて、タブごとに集計時点が違います。 そのため、この記事でも比較はタブ単位で示します。
2025年から2026年(2026年の集計)
国内大学は2026年5月19日時点、海外大学は2026年6月3日時点の実績です。
| 区分 | 2025年 | 2026年 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 国公立大学 | 192名 | 205名 | +13名 |
| 主要私立大学 | 3,599名 | 4,057名 | +458名 |
| 美術大学・芸術大学 | 72名 | 114名 | +42名 |
| 海外大学 | 207名 | 379名 | +172名 |
主要私立大学には「※ZEN大学 合格者数 1,788名を含む」と注記されています。
2024年から2025年(2025年の集計)
2025年4月30日時点の実績です。
| 区分 | 2024年 | 2025年 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 国公立大学 | 172名 | 189名 | +17名 |
| 主要私立大学 | 2,001名 | 3,598名 | +1,597名 |
| 美術大学・芸術大学 | 98名 | 77名 | −21名 |
| 海外大学 | 143名 | 203名 | +60名 |
主要私立大学には「※ZEN大学 合格者数 1,674名を含む」と注記されています。美術大学・芸術大学はこの年に21名減っています。
同じ年の数値が2つ公表されている年がある
上の2つの表を見比べると、同じ2025年の数値が食い違います。これは誤植ではなく、集計時点が違うためです。
| 区分 | 2025年4月30日時点 | 2026年の集計に合わせた同時期実績 |
|---|---|---|
| 国公立大学 | 189名 | 192名 |
| 主要私立大学 | 3,598名 | 3,599名 |
| 美術大学・芸術大学 | 77名 | 72名 |
| 海外大学 | 203名 | 207名 |
2026年のタブには「2025年の数値は同時期実績です」と明記されています。時点が違う数字を混ぜて増減を計算することはできません。 たとえば2025年を189名(4月30日時点)、2026年を205名(5月19日時点)として引くと、差の中に「集計日が19日ずれた分の上積み」が混ざります。
この記事で増減を示した表は、それぞれ同じ集計の中で時点をそろえています。このあとに出てくる長期推移表は複数の集計から数値を集めたものなので、増減欄を設けていません。
美術大学・芸術大学は、再集計で77名から72名へ減っています。合格実績は自己申告に基づく集計なので、あとから数が動くことがあると考えられますが、減少の理由について出典ページに説明はありません。
同じことは海外大学の2022年・2023年にも起きています。 2022年は当年の集計で82名、翌年の集計では12名です。2023年は当年の集計で19名、翌年の集計では52名です。こちらは集計時点ではなく、後述のとおり数える範囲(世界ランキング100位以内に絞るかどうか)が違うためです。
より長期の推移
同じページには2018年からの実績が掲載されています。4区分の集計値が出ているのは2022年の集計以降で、それ以前(2021年・2020年・2019年・2018年)のタブは大学別の個別リストです。
各年を、その年の集計での数値(2021年のみ翌年の集計の前年列)で並べると次のようになります。
| 区分 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 国公立大学 | 57名 | 75名 | 113名 | 172名 | 189名 | 205名 |
| 主要私立大学 | 481名 | 941名 | 1,577名 | 2,001名 | 3,598名 | 4,057名 |
| 美術大学・芸術大学 | 24名 | 36名 | 73名 | 98名 | 77名 | 114名 |
| 海外大学 | 50名 | 82名 | 19名 | 143名 | 203名 | 379名 |
この表は年ごとに集計時点が違うため、横に並べた増減は計算できません。 たとえば2025年列は2025年の集計(4月30日時点)の値ですが、2026年の集計では国公立大学192名・主要私立大学3,599名・美術大学・芸術大学72名・海外大学207名になります。前掲の増減表とは数字が変わります。
集計時点は次のとおりです。
- 2021年は2021年8月18日時点(2022年の集計の前年列に掲載)
- 2022年は国内大学が4月28日、海外大学が8月28日時点
- 2023年は4月28日時点
- 2024年・2025年は4月30日時点
- 2026年は国内大学が5月19日、海外大学が6月3日時点
2022年と2024年の集計は、前年列と当年列でも時点が違います。 ページ自身が「※2021年の数値は2021年8月18日時点」「※2023年の数値は2023年4月28日時点」と注記しています。同じ集計の中だからといって、常に時点がそろっているわけではありません。
海外大学は、さらに数えている対象そのものが年によって違います。 2023年の集計だけは「※QS世界大学ランキング100位以内の合格者数」に絞られており、19名はその限定つきの数字です。限定のない集計では、同じ2023年が翌年の集計で52名と示されています。
そのため長期推移表の海外大学の行は、82名(2022年・限定なし)から19名(2023年・100位以内)へ大きく落ちて見えますが、これは合格が減ったのではなく、数える範囲が変わったためです。 同じ100位以内の基準どうしで比べると、2023年の集計では2022年12名→2023年19名で増えています。海外大学の数字を6年並べても、同じものを数えた系列にはなりません。
難関大の内訳
難関大の内訳も、集計ごとに「前年→当年」の形で公表されています。集計をまたいで3年を1本の線につなぐことはできないため、2つに分けて示します。
2025年の集計(2025年4月30日時点)
| 内訳 | 2024年 | 2025年 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 東京大学 | 1名 | 7名 | +6名 |
| 旧帝大 | 9名 | 23名 | +14名 |
| 早稲田・慶應 | 76名 | 82名 | +6名 |
| 関関同立近 | 464名 | 556名 | +92名 |
| GMARCH | 344名 | 264名 | −80名 |
GMARCHはこの集計で80名減っています。
2026年の集計(国内大学は2026年5月19日時点)
| 内訳 | 2025年 | 2026年 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 東京大学 | 7名 | 3名 | −4名 |
| 旧帝大 | 24名 | 19名 | −5名 |
| 早稲田・慶應 | 82名 | 91名 | +9名 |
| 関関同立近 | 557名 | 467名 | −90名 |
| GMARCH | 266名 | 325名 | +59名 |
2つの表で2025年の値が違います(旧帝大23名と24名、関関同立近556名と557名、GMARCH264名と266名)。前掲の4区分と同じく、集計時点が違うためです。
2024年の集計までは区分が違い、早慶上理ICUと日東駒専で公表されています。
| 内訳 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
|---|---|---|---|---|
| 早慶上理ICU | 44名 | 99名 | 141名 | 158名 |
| GMARCH | 93名 | 153名 | 268名 | 344名 |
| 関関同立近 | 99名 | 241名 | 407名 | 464名 |
| 日東駒専 | 94名 | 129名 | 231名 | 288名 |
出典ページは区分名だけを示しており、どの大学を含むかを明示していません。旧帝大は北海道・東北・東京・名古屋・京都・大阪・九州の7大学、関関同立近は関西・関西学院・同志社・立命館・近畿、GMARCHは学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政を指すのが一般的です。ただしこの補記は当サイトによるものです。
区分どうしは重なっています。ニュースリリースには「※国公立大学の合格実績数値には、旧帝大、東京大学の合格者も含みます」と明記されています。さらに東京大学は旧帝大の内数です(2026年の地域別合格実績で、京都3名・北海道7名・東北3名・名古屋2名・九州1名の計16名に東京大学3名を足すと旧帝大の19名になることを当サイトが検算しました。大阪大学は2026年の地域別に出てきません)。東京大学の行と旧帝大の行を足し上げることはできません。
数字を読むときの4つの注意
出典ページには集計方法の注記があります。この4点を知らずに他校と比べると、実態を読み違えます。
延べ合格件数であり、自己申告に基づく集計
出典ページには次の2点が明記されています。
1人で複数の大学・学部・学科に合格した場合は、それぞれに合格者として計上しています 出典:大学合格実績のページ
当実績は生徒および卒業生からの申告に基づいて集計しています 出典:大学合格実績のページ
合格した人数ではなく合格件数です。 1人が5学部に合格すれば5件と数えられます。また申告しなかった生徒の合格は含まれません。
なお出典ページは件数の単位を「名」と表記しています。本記事も表と数値は出典に合わせて「名」と書きますが、実体は人数ではなく延べ件数です。
主要私立大学にはZEN大学を含む(2025年以降)
出典ページには、2025年の集計に「※ZEN大学 合格者数 1,674名を含む」、2026年の集計に「※ZEN大学 合格者数 1,788名を含む」と明記されています。
ZEN大学は2025年4月に開学したオンライン大学です。法人情報によると、設置者は学校法人日本財団ドワンゴ学園で、法人の設立は2024年11月5日、開学は2025年4月1日です。N高グループを運営する学校法人角川ドワンゴ学園とは別法人にあたります。
ただし無関係の大学ではありません。N高グループは進路実績のニュースリリースで、ZEN大学を「関連校であるオンライン大学」と説明しています。 またZEN大学の日本財団とドワンゴの連携によると、同大学は公益財団法人日本財団と株式会社ドワンゴが提携して開学したもので、ドワンゴは「N高等学校・S高等学校でのオンライン教育の実績を持つ」と紹介されています。同ページには学校法人角川ドワンゴ学園理事の川上量生氏が、株式会社ドワンゴの設立者であり2016年にN高等学校を立ち上げた人物として登場します。一方で、2つの学校法人の間の資本関係・組織関係を示す一次情報は、当サイトが確認した範囲では見つけられませんでした。
当サイトの算出では、2026年の主要私立大学4,057名のうち44%がZEN大学1校です。
美術大学・芸術大学と医学部は重複計上
出典ページには、美術大学・芸術大学および医学部の件数が、国公立大学・私立大学の件数にも含まれていると明記されています。美術大学・芸術大学の数字を、国公立大学・主要私立大学に足し上げることはできません。
医学部については、区分の合計値こそ示されていませんが、地域別合格実績に大学ごとの件数が載っています。当サイトが合計すると2026年は25名です(北海道・東北2名+関東15名+中部2名+近畿2名+中国・四国1名+九州・沖縄3名)。ニュースリリースの公表値25名と一致します。
難関大の内訳にも同じ関係があります。同リリースには「※国公立大学の合格実績数値には、旧帝大、東京大学の合格者も含みます」と明記されています。海外大学については、重複についての注記はありません。
集計時点と集計基準が年ごとに違う
前述のとおり、集計時点は年ごとに異なります。2025年の4区分と、海外大学の2022年・2023年には、同じ年に2つの公表値があります。海外大学は数える範囲(世界ランキング100位以内に絞るかどうか)と参照するランキングも変わっています。年をまたぐ比較をするときは、必ず同じ集計の中で完結させてください。
「なぜ増えているのか」を分解する
伸びの理由は公表データからある程度まで分解できます。
ZEN大学を除くと、2024年から2025年は微減している(当サイト集計)
先に断っておくと、ZEN大学を分けて見るのは、同大学の教育内容を評価するためではありません。 同大学は2025年4月に開学したばかりで、2024年以前には合格者が存在し得ません。前年と条件をそろえて推移を見るために、同大学の分を分けて考える必要があるからです。ZEN大学への合格が他大学より価値が低いという意味ではありません。
以下は出典ページの公表値から、当サイトがZEN大学分を引いたものです。公式に示された数値ではありません。 2024年と2025年はどちらも2025年の集計(4月30日時点)の数値で、時点はそろっています。
| 年 | 主要私立大学(公表値) | うちZEN大学 | ZEN大学を除いた数 |
|---|---|---|---|
| 2024年 | 2,001名 | 記載なし | 2,001名 |
| 2025年 | 3,598名 | 1,674名 | 1,924名 |
2024年にZEN大学の記載がないことについて、出典ページに説明はありません。同大学の開学は2025年4月1日で、2024年4月30日時点では設置者法人(2024年11月5日設立)もまだ存在していません。そのため当サイトでは、2024年の2,001名にZEN大学分は含まれないものとして計算しています(当サイトの解釈です)。
この計算では、2024年から2025年にかけて、ZEN大学を除いた主要私立は2,001名から1,924名へ77名減っています。 公表値では1,597名増えていますが、増加分はZEN大学の1,674名で説明がつき、それを除くと前年を下回ります。
2026年の集計についても、同じ引き算ができます。主要私立大学4,057名からZEN大学1,788名を引くと2,269名です。どちらも2026年の集計の数値なので、この引き算は集計の中で完結しています。
ただし2026年の集計には、2025年のZEN大学分の注記がありません。 そのため、この集計の中で「2025年のZEN大学を除いた数」を出すことはできず、2025年から2026年への増加数も計算できません。
参考までに、2025年の集計でZEN大学を除いた数は1,924名でした。2026年の2,269名はこれを上回っていますが、2つは別の集計に属するため、差を引いて増加数とすることはできません。
増加数どうしで見ることはできます。2026年の集計では主要私立大学が458名増えており、ニュースリリースによるとZEN大学の合格は1,788名で「昨対比106.81%、114名増」です。この114名増は2025年の集計の1,674名を基準にした値なので、ZEN大学どうしでは基準がそろっています。
458名の増加のうち114名がZEN大学の増加分にあたり、残りの344名がZEN大学以外の増加ということになります。 ただし458名の基準は2026年の集計の3,599名、114名の基準は2025年の集計の1,674名を含む3,598名です。基準が1名ずれるため、この差し引きには1名程度の誤差が残ります。
在籍者数そのものが増えている
合格件数の絶対値は、母数が増えれば増えます。
N高グループの公式サイトによると全校生徒数は36,371名(2026年3月末時点)で、高校としては日本一の生徒数と紹介されています。情報公開されているPDFでは、2025年5月1日時点でN高が17,671名、S高が13,690名、R高が1,255名です。
合格件数の伸びが、1人あたりの進学実績の向上を意味するとは限りません。 生徒数が増えれば件数も増えるためです。
難関大は集計ごとに動きが分かれる
前掲の2つの表を集計ごとに読むと、区分によって動きが違います。
- 2025年の集計では、東京大学・旧帝大・早稲田・慶應・関関同立近が増え、GMARCHだけが344名から264名へ80名減っています
- 2026年の集計では、早稲田・慶應とGMARCHが増え、東京大学・旧帝大・関関同立近が減っています
- 早稲田・慶應は、どちらの集計でも増えている唯一の区分です
総数が伸びていることと、難関大の実績が伸びていることは別です。 また2つの集計は時点が違うため、5区分を3年つなげた1本の推移としては読めません。
実績から何が言えて、何が言えないか
ここまでの数字を、断定できることとできないことに分けます。
言えること
- 国公立大学の合格件数は、各年の集計すべてで前年より増えています(+18/+38/+59/+17/+13。いずれも出典ページが各集計で公表している増減で、当サイトが表から引き算したものではありません)
- 主要私立大学の合格件数も、各年の集計すべてで前年より増えています
- 海外大学も各年の集計では前年より増えています。ただし集計基準が途中で変わっているため、6年を通した比較にはなりません
- 2026年の集計では、早稲田・慶應とGMARCHが前年より増えています
- この規模の合格件数が申告されている環境であることは言えます
言えないこと
- 合格した「人数」は分かりません。 延べ件数のため、実人数がこれより多くなることはありません
- 進学率は分かりません。 理由は4つあります。①合格実績は延べ件数なので、卒業生数で割っても進学率にはなりません(分子が人数ではないためです)。②合格実績の集計時点(4月30日・5月19日など)と、卒業者数が載っている情報公開資料の時点(5月1日現在・前年度の卒業者数)が対応しません。③情報公開資料は2025年5月現在版しか公開されておらず、年度別の系列を作れません。④進路実績のページで公表されている分母n=11,476も、同ページの注記により「2025年度に在籍しているN高グループの4月生のみ」に限られており、卒業生全体ではありません。なお卒業者数そのものは公表されており、2025年5月1日時点の資料では前年度(2024年度)の卒業者数がN高5,221名・S高4,466名です
- 1人あたりの実績が向上したかは分かりません。 生徒数の増加分を分離できません
- 他校と単純比較はできません。 集計方法(延べ数か実人数か、自己申告か学校把握か)が学校ごとに異なります
- 合格が学校の学習環境やサポートによるものかは分かりません。 生徒が塾や独学で達成した可能性を、公表データでは切り分けられません
- 申告しなかった生徒の合格は含まれません。 実際の合格件数はこれより多い可能性があります(申告漏れの分です。上の実人数の話とは別の軸なので、矛盾ではありません)
よくある質問
N高の2026年の進学実績はどれくらいですか
合格実績と進学実績は別のものです。合格実績(大学に合格した延べ件数)は、国公立大学205名、主要私立大学4,057名、美術大学・芸術大学114名、海外大学379名です。集計時点は2026年5月19日(海外大学は6月3日)です。いずれも生徒・卒業生の自己申告に基づく集計で、主要私立大学にはZEN大学1,788名を含みます。実際に進学した割合はN高等学校とは何かをまとめた記事の進路決定率で扱っています。
N高の進学実績はなぜ伸びているのですか
公表データから分解できる要因は2つあります。1つは在籍者数の増加で、全校生徒数は36,371名(2026年3月末時点)です。もう1つはZEN大学の開学です。2026年の主要私立大学4,057名のうち1,788名を占めます(当サイトの算出で44%)。2025年の集計(4月30日時点)でZEN大学を除くと、主要私立は2,001名から1,924名へ減ります(当サイトの計算です)。ZEN大学を分けて見るのは、同大学の教育内容を評価するためではありません。 2024年以前には同大学の合格者が存在し得ないため、条件をそろえる目的です。2024年分にZEN大学が含まれないことは、当サイトの解釈です。
N高とS高で進学実績は分かれていますか
分かれていません。合格実績はN高・S高・R高を合算したN高グループとして公表されています。学校別の内訳は、当サイトが確認した範囲では公表されていません。
2023年以前の実績も公表されていますか
公表されています。4区分(国公立大学、主要私立大学、美術大学・芸術大学、海外大学)の集計値は2022年の集計以降にあります。2021年から2018年までのタブは、大学別の個別リストです。難関大の内訳は年によって区分が違い、2024年の集計までは早慶上理ICUと日東駒専で公表されています。
合格実績を見るときに何に注意すればよいですか
4点あります。①延べ合格件数で、生徒・卒業生の自己申告に基づく集計であること。②主要私立大学にZEN大学を含むこと(2025年以降)。③美術大学・芸術大学と医学部が、国公立大学・主要私立大学にも重複して計上されていること。④集計時点と集計基準が年ごとに違うことです。とくに④のため、区分ごとの数字を足し上げたり、違う年の集計から取った数字どうしで増減を計算したりすることはできません。